2016.09.07 55万5555km
2016.08.10 木曽御嶽山
2016.06-07 熊本ボランティア
愛車のハイエース、各務原IC付近で55万5555km突破。
パティーナの精神を貫く為に、100万km目指して元気に走っています。
2014年9月27日、後に日本における戦後最悪の火山災害と言われる木曽御嶽山の噴火が起こった。
中部地方で登山を齧る人間のほとんどが1度は登るだろう木曽御嶽山は、コースにもよるが目指すべき山頂を常に目にしながら登っていける、標高3000メートル級の山の中では体力面精神面共にかなり登り易い山である。
2014年9月27日も美しい紅葉を狩る為に人々が山頂を目指しているその中で起こった悲劇に、心を痛めた方も多いと思う。
2016年、噴火から2シーズン目を迎えた木曽御嶽山のルート規制が緩和されたという情報を手に入れ、慰霊の意味も込めて一度足を運ぶことにした。
ただし、同行者は途中までですら登る自信がないと言う。慰霊は何処にいったのだという一言を飲み込みつつ本山ルートではなく、遊歩道を選択した。
「油木美林」
長年木曽御嶽山を登っているが初めて耳にする。「御岳ロープウェイ」の途中駅から下るコースのようだ。登山なのに下る。既に計画が破綻している。バス停横駐車場に車を停め、バスで「御岳ロープウェイ飯森高原駅」を目指した。
停留所にある売店でコースについて伺うと、何度も「下るの?」と聞きなおされる始末。もしやあまり楽しいコースではないのではないだろうか?という不安的中、前半はほぼ眺望はなく、見所らしい見所はコースラスト30分にある、滝と樹齢300年を越す御神木の数々。
こちらをスタートに登っていけば良かったと反省しつつも、作られた遊歩道の惨状が強く心に残っている。
後に木曽町観光協会に問い合わせたところによると、遊歩道が整備されたのは平成5年〜6年頃。作られてから約20年。その間に何がここまでさせたのだろうと心配になる程に鉄製階段や義木階段が崩れていた。
片や、300年が経過しても美しく生い茂る木、太古の時代からその「容姿をかえぬ」との由来で名付けられた「不易の滝」。その横には20年という歳月で機能さえ失われてしまうのではないかという土木構造物。
自然は厳しい。
その中で如何に永く機能を保って使用者の安全を守れるか。それを視野に入れながら補修と補強を武器に土木業界の一端を担う事の重要さを考えさせられた。
2016年4月14日に起きた熊本地震の被害を最小限に留めるべく、6月〜7月、被災地にボランティアに行ってきました。
現地でお世話になった方々、ありがとうございました。
戻ってからもご連絡下さる方々、今後とも宜しくお願い致します。
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